2月からまた会社勤めになるのですが、その会社がSIerみたいなことをやってる会社なので

タイミング遅いのは承知だけど、SIer終了のお知らせ的な議論についてどう思っているか整理しようかなと。前いた会社もこれから行く会社も、いわゆる労働集約型SIとかビジネスモデルとしてあれですね、というスタンスの会社なので、SIerみたいなこととか言うと、怒られるかもしれないですが。

もう一つの動機は、なにげにこの辺の議論の発端だったと思われるryoasaiさんとそれに反応してたhigayasuoさんとは面識があり、なんか面白い話をしているなあとは思っていて、僕自身は業界がどうとか正直あまり興味がなくていい感じの環境だったらがんばればいいしやな感じだったら変えるか降りるかでいいじゃんとか思いますが、せっかくなので。

発端はこの辺りだと思います。
http://d.hatena.ne.jp/ryoasai/20110109/1294581985
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20110111/1294718077


ryoasaiさんは、上記のエントリに限らずなんか相変わらずなんだなあという感じでもありますが、JavaEEの世界って安定市場ではありそうだし、そう簡単にやられるほどいけてないものでもないと思ってます。が、業務システム開発にもいろいろあたらしい材料が出て来ていたりして、そっちのほうが面白いし成長性がある気がしています。

ひがさんあたりはappengine ja nightとか終わった後の飲み会でサービスつくる側におれは行くぜ!というスタンスを結構前から明確にしていました。技術が変化している時期にスローなビジネスにあわせてたらついていけなくなるよねというエンジニアの技術的成長性の話とか、appegineとかスケールアウトしまくりでWebサービスのプラットフォームではイケイケだし安いしでアイディア実装しまくってLet's Make Moneyな話とか。



僕は、業務システム開発に戻るけどこれまであまりなかったマーケットに入っていこう、という選択をすることにしました。



事情は3つくらいあって、単純にタイミング的な問題と、SIでも結構稼げるし面白いことできそうじゃないかと思ってるということ、あとは僕個人の特性の問題です。

去年会社辞めてニートになった段階でも、Webサービスでお金を稼げたらいいなあと思い、appengineバックエンドでiPhoneアプリとか作ってみようかなあという残骸は実はまだ残ってたりしますが、完成前にUSでちょろっとそれっぽい話があったので、そっちは捨てました。なんにせよ英語できないとそのうち死にそうだし。で、USのあれこれやらなにやらで半年くらいフリーエンジニアっぽく働いてたら引き合いが来ました的な。

あと、なんか最近エンタープライズHadoopとか巷で話題じゃないですか。巷で話題かどうかよく知らないですが、アプリケーション個々での実装とか各社内部での実装はさておき、データインテンシブなバッチ処理のフレームワークというのはあまりなかったはずで、結構いけてるでしょとか思います。
もともと、二年くらい前からHadoop使いたいなあ、使えたらいくつかアーキテクチャ上の問題がなくなりそうだなあ、とか思ってこそこそ勉強したりとかして、リスク高過ぎだし僕個人じゃ責任とれないしで見送ってましたが、なんかいけそうな体制を用意してる会社もあるし、いっちょやってみなよみたいなこと言われちゃったし、じゃあやるかとか乗せられちゃった様相でもあります。

また、僕にはドメインを限定して真面目に要件定義から実装あたりまでの面倒を見ていた経験があり、それに加えてHadoopでも実用的なものを作っていました、というポジショニングって結構レアじゃないですか。それを捨てるのは惜しいというところはちょっとだけですが、あります。先行者利益がとれる可能性は高そうだし。


で。結局、技術のイノベーションって技術をどう使うかというところに落ちるところはあるし、Hadoopに限らずなにか新しいものが出てきたときにスピード感をもってエンタープライズでやってのける、ってかなりクールじゃないかと思ってます。
超余談ですが、結局業務システム開発にかかる投資はお客さんにとっては無視できないくらいの大きさで、なんか新しいものが出たのでぽこぽこ入れましょう、という話をやりたい訳ではないです。僕は、結果として何ができるのかとか、喜んで買ってくれるお客さんがいるかどうかとか、どちらかと言えばそういう思考をします。実はつくるサイドじゃないんですよ。たぶん。
なので、マーケットにあまりないミドルウェアをうまくアレンジしていけてる業務システムを提供します、というのは割と向いてる仕事かなあと。そういう意味では、ほんとは銀行内部に行こうと思ってたというのもありますが、今回は面白げな話をいただいたというのもあり、こういう選択をしてます。


ということで、僕の判断はSIerっぽいところでもう一回何年かやろうかなあということにしました。クラウドがどうこう言う分散してます系ミドルウェアについては材料出揃いという気配でもないのですが、Hadoop先生は割とイケてる感じがしています。



Titleはシステム/ソフトウェアエンジニアではなくコンサルタントとしてOfferをもらっていますが、ものをつくる能力があったとしてもつくらなければ意味はないので、その辺は前の会社とかわらず、境界を埋めるような仕事になっていくのかなあと。このへんは状況次第ということになりそうです。

ナウでヤングなWebサービスをつくっている会社のひとにいろいろ話は聞いてみたり自分でやろうかなとか思ったりもして、JavaEEでの業務システム開発というのも個人的には結構洗練されていると思うので言うほど魅力がない訳でもないと思います。
まあ僕が三年後くらいにどういう判断をしているかが面白いところかなあと思います。


ということで、いわゆるフリーエンジニアとしての活動はCloseになります。各所いろいろお世話になりまして、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。